太陽光発電で電気を自家消費するメリットとは。売電よりもお得になるってホント?
電気代の高騰が続く中、太陽光を利用して発電できる「家庭用太陽光発電」に関するご相談やお問い合わせが増えています。
発電した電気の用途は、家庭で使用する「自家消費」か、売る「余剰売電」のいずれかになりますが、実は「売る」よりも、家庭内で「使う」方がお得なことをご存じでしょうか?
今回は、太陽光発電で電気を自家消費するメリットを解説します。
売電よりも自家消費の方がお得になった理由
近年売電単価は年々下落しているため、発電した電気を売っても思うような利益が得られなくなっています。
その一方、家庭用の電気料金は上昇傾向が続いています。
そのため太陽光発電で発電した電気は「売電するよりも自家消費した方がお得」と考えられるようになっています。
太陽光発電の電気を自家消費するメリット
太陽光発電で発電した電気を自家消費すると得られるメリットを順に紹介します。
- 電気料金を削減できる
太陽光発電で発電した電気を自家消費すると、その分電気代が抑えられます。
家庭で使用する分の電気を太陽光発電でまかなうことができれば、電気代は0円ということになります。
「公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」が定める電力料金の目安単価は1kWhあたり31円(※)です。
システム容量が1kWの太陽光発電では、年間で1,000kWh程度の発電量を確保できるといわれています。つまり、システム容量1kWの太陽光発電で発電した電気を、全て自家消費すると、年間の電気代を31,000円節約することが可能になるというわけです。
※実際の電気料金は電力会社によって異なります。
- 電気料金の高騰にも備えられる
コロナ禍やウクライナ危機、円安などの影響によって燃料の調達コストが上がり、電気料金の値上げが続いています。
しかし、太陽光発電で発電した電気を自家消費すれば、電気料金がいくら値上がりしようがその影響を受けることはありません。
今後予測されている電気料金の高騰にも備えられます。
- 災害時の備えにもなる
太陽光発電には「自立運転機能」が搭載されているため、分電盤や周辺機器などにダメージがなければ、発電を続けられます。
災害発生時などでライフラインが寸断され、電気の供給がストップしたときでも電気が使えるので在宅避難が可能に。
いつ起きるか分からない災害への備えにもなります。
- 環境にやさしい
太陽光発電は発電時に、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が発生しません。
石油を燃焼させて発電する火力発電のように大気を汚染することもない、環境にやさしい発電方法です。
太陽光発電は、売って利益を得るのではなく自宅で消費をすることで、さまざまなメリットが得られます。
次回は、効率よく自家消費するために太陽光発電と合わせて導入したい蓄電池を紹介します。
どうぞお楽しみに。
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