50代のうちにしておきたい！「外壁塗装」で安心のお住まいと美しい外観を実現

こんにちは、近鉄のリフォーム「ニューイング」です。

お子様の独立などを経て、生活にひとつの区切りがつき、家計にも少しゆとりが生まれることの多い50代。

この時期は、大切なお住まいのメンテナンス、特に「外壁塗装」を考える絶好のタイミングといえるかもしれません。

今回は、なぜ50代で外壁塗装を検討するのが良いのか、その理由とともに、塗り替え時期のサインの見極め方、そして将来を見据えた塗料選びのポイントについて詳しく解説します。

●50代での外壁塗装をおすすめする理由

外壁塗装は、お住まいの美観を維持するだけでなく、雨風や紫外線から建物を守り、その寿命を延ばすために欠かせないメンテナンスです。

外壁塗装にはある程度の費用と期間が必要となります。

だからこそ、比較的資金計画が立てやすく、体力にも余裕のある50代のうちに外壁塗装を済ませておきたいもの。

将来的なお住まいの維持管理に関する心配事を減らし、60代以降の暮らしの負担を軽減できます。

●塗装のタイミングを示すサイン
外壁塗装の適切な時期は、使用されている外壁材や塗料の種類、また立地環境によって異なりますが、一般的には10年～15年に一度が目安といわれています。

劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが、結果的に大規模な修繕費用を抑えることになります。

特に一般的なサイディング外壁の場合、以下のようなサインが見られたら、塗り替えを検討しましょう。

・チョーキング

外壁を手で触った際に、指に白い粉が付着する現象です。

これは塗膜が紫外線などによって劣化し、防水効果が低下し始めているサインです。

・ひび割れ（クラック）

塗膜や外壁材自体に発生する大小のひび割れです。

小さなひび割れでも放置すると、そこから雨水が浸入し、建物の構造内部を傷め、お住まいの寿命を縮める原因となります。

・コーキングの劣化

サイディングボードの継ぎ目や窓枠まわりなどに充填されているゴム状の素材（コーキング）の劣化です。

ひび割れたり、痩せて隙間ができたりすると、そこが雨水の浸入口となり、内部結露や構造材の腐食を引き起こす可能性があります。

●将来を見据えた「塗料選び」のポイント

外壁塗装の費用や、その効果がどれくらい長持ちするか（耐久性）は、選ぶ塗料の種類に大きく左右されます。

特に50代で外壁塗装を行うなら、将来、年齢を重ねてから再び大きな工事の心配をしなくて済むよう、初期費用が多少高くなったとしても、耐用年数の長い塗料を選ぶことをおすすめします。

主な塗料と耐用年数目安

塗料の種類	耐用年数目安	特徴
アクリル塗料	5～8年	安価だが塗り替え頻度が高い
ウレタン塗料	8～10年	比較的安価だが塗り替え頻度が高い
シリコン塗料	10～15年	耐久性とコストのバランスが比較的良い
ラジカル制御型塗料	12～16年	耐久性とコストのバランスが良く、コストパフォーマンスに優れる
フッ素塗料	15～20年	耐久性が高い反面、費用が高い
無機塗料	20年～	耐久性はとても高いが、その分費用も高額