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寒い家・暑い家は断熱リフォームで変えられます。
<目次>
■今お住まいの家で、暑さや寒さにお悩みではありませんか?
■家の中の温度を適切にすること
■断熱リフォームの方法
■居ながらゾーン断熱とは
■実例紹介
■健康と断熱についてー2万人が物語るものー
■断熱リフォームで使える補助金
今お住まいの家で、暑さや寒さにお悩みではありませんか?
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これは、家の断熱性能が十分でないことが理由かもしれません。暑い家や寒い家に、我慢して住み続けると、健康リスクを高めてしまうことがわかっています。
▽住まいの寒さ対策 断熱リフォームについて、動画でご案内▽
冬場、お住まいの寒さが気になりませんか? 寒い家は、断熱リフォームで変えられます!
断熱リフォームには様々な方法がありますが、手軽な内窓断熱がおすすめです。
特に冬場の寒さへの影響に注意が必要です。
冬場寒くなると、温かいお風呂が恋しいという方も多いのではないでしょうか。寒い時期こそ、熱めのお湯につかってゆっくりという方もいらっしゃると思います。 冷え切った体を芯からポカポカと温め、疲れを癒しリフレッシュできるお風呂ですが、その反面、室温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こる「ヒートショック」の事故も少なくありません。 実際、自宅で入浴中に亡くなられる高齢者の方は多く、冬場が最も多くなっています。これは、「ヒートショック」や、長風呂による熱中症が主な原因だと言われています(参考:消費者庁ホームページ)。「ヒートショック」は、血圧変化の影響に伴い脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気を引き起こすことがあり、主に自宅の浴室で入浴中に発生し、失神し溺れて急死してしまうというのが典型的です。 |
ヒートショックが起きる季節として11月~2月の寒い季節となっていることは想像できると思いますが、「日本で最も寒い地域である北海道の発生率が極端に低い」と聞くと驚く方も多いのではないでしょうか。東京都健康長寿医療センター研究所が発表した「わが国における入浴中心肺停止状態(CPA)発生の実態」によると、件数が最も少ないのは沖縄であり次いで北海道となっています。逆に発生件数が多いのは香川県、兵庫県、滋賀県と比較的温暖な地域となっています。
家の中の温度を適切にすること
ヒートショックの原因は、室内の温度差であり、外気温の寒さではありません。適切に断熱をすることで、家の中が暖かく快適になり、同時に健康的な生活を送ることができるのです。
北海道や青森県のような寒い地域では住戸全体を断熱するのが一般的なため住戸内の温度差が少なくなるような建て方となっていますが、温暖な地域での古い一戸建て住宅はそのような考え方で建てられていません。
西日本の様な温暖な地域でも、脱衣室や浴室を中心に寒冷になる季節に対応した住宅内の環境を工夫する必要があります。
断熱リフォームの方法
「夏暑く、冬寒い」家は、住宅の断熱化を行うことで改善することができます。冬のヒートショックや夏の熱中症予防を行い医療費や介護費を削減したり、光熱費を削減したりすることができます。冬場の寒さや結露、夏場の暑さ、冷暖房の費用に関する不満、これらは断熱リフォームをすることで改善できます。リフォームをする際は、キッチン・トイレ・洗面・浴室といった水廻りや屋根・外壁の改修、間取りの変更等の内装を検討することが多いのではないでしょうか。
- 窓リフォームで解決
お部屋が寒いときは、暖房をつけられたり、ホットカーペットを買われたり。夏場の暑いときは、クーラーをつけられたり、扇風機を買われたりすることが多いのではないのでしょうか。このような場合に、「窓のリフォーム」をすることで解決できることがあります!
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会によれば、冬の暖房時は58%の割合で熱が流出し、夏の冷房時(昼)は73%の割合で熱が入ってきているとの発表があり、夏も冬も開口部を通して大量の熱が出入りしています。
そのため、窓のリフォームを考えることで、窓からの熱の流出を防ぎ、室内の温度変化を少なくすることができます。断熱工事と聞くと、壁や床をはがして大がかりな工事が必要だとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、窓のリフォームであれば、手軽に行うことができるのではないでしょうか。
また、断熱されている窓の場合、結露が発生しにくいという利点もあります。結露は、ダニやカビの温床となり、アトピー・喘息・アレルギーや過敏性肺炎の原因になる等、人体への悪影響があります。結露は、毎日拭けば解決するとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、躯体内の結露は目に見えず、知らぬ間にカビやダニの温床になっていることがあります。また、躯体内結露が進むと、構造にも影響が出るため、お住いの資産価値自体を損なう可能性もあります。
- 壁・床下・天井の断熱工事で解決
はがす?はがさない?断熱リフォーム工事には、2通りのやり方があります。
壁・床下・天井の断熱工事をされる場合、当社では「居ながらゾーン断熱」をおススメしております。「居ながらゾーン断熱」なら、我が家に住みながら短期間でリフォームができます。
- 従来の「はがす」リフォーム
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- 「はがさない」断熱リフォーム
既存の壁や床はそのままで、部屋の内側や床下から断熱材を施工します。解体に伴う廃材もなく、工事も軽微で、2~3日ですむので住みながらリフォーム工事が可能です。
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居ながらゾーン断熱とは
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<工事の内容> |
普段通りの生活をしながら施工でき、今までの壁・天井・床はそのままに断熱化を進めるので、仮住まいは不要です。 壁や天井は「断熱ボード」、開口部(サッシ)は部屋内から内窓を、床は床下収納庫などから床下に入り、床用断熱材を設置し、断熱工事を進めます。 工事は1部屋2日程度で進んでいきます。家具は、朝移動・養生をし、夕方もとに戻します。だから引っ越しも不要です。 |
実例
健康と断熱について 2万人が物語るもの
「ヒートショック」の影響がどの程度あるのか、興味を持ち続けていたのですが、大阪のNPOを中心としたアンケートを試しに行い、その結果に驚きました。徐々に対象人数を広げ、国交省主管のプロジェクトで全国2万人を対象とする調査を行いました。 引っ越し前後で日常の諸症状の状況を訊くという内容です。住宅の断熱化に取り組んで30年近く、その中でわりに早くから、高断熱の住宅に引っ越した人の中で、風邪をひかなくなったとか、体が楽になった、といった健康に関するコメントがあることに気づいていました。 これまで、住まいの断熱は省エネと快適性の向上が目的と言われてきましたが、健康性を下支えすることが、これからの少子高齢化にとって極めて重要なことです。少しでも早いうちに住まいの断熱性を向上するリフォームを考えていただきたいと思います。その結果が示すものは想像以上でした。 多くの症状で、引っ越し後の方に「その症状が出なくなる」人がいるのですが、断熱性の高いほど、症状が出なくなったという人が明らかに増えるのです。住まいの断熱性が、居住者の健康に非常に大きな影響を持っていることが定量的に示された瞬間でした。 生活習慣 × 食習慣 × 住環境 = 健康な生活 |
(近畿大学 建築学部建築学科 岩前篤教授) 岩前教授は、建築物、特に健康・快適でエネルギー性能に優れた住宅の有り様など、建築物内外の温度・湿度・空気環境とエネルギーを主な研究領域とされています。具体的には、日本・アジア気候特性と暮らし方に基づく計画手法、ゼロエネ技術、健康維持増進技術を対象とし、「建物の断熱・気密と換気」、「エコリフォームと健康」など消費者の目線の研究を多く手掛けられています。 |
断熱リフォームで使える補助金
「窓リフォーム」や「壁・床下・天井の断熱工事」をした際に、国や地方自治体の補助金制度や税制上の控除が受けられる場合があります。
断熱リフォームをお考えの方は、各種補助事業や税制控除について調べられることをオススメします。
※いずれも最新の状況については、公式ホームページなどでご確認ください。
<窓リフォームの場合>
補助金名称 | 補助金上限額 |
こどもエコすまい支援事業 | 最大30万円/戸 |
先進的窓リノベ事業 | 最大200万円/戸 |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 最大120万円/戸 |
次世代省エネ建材の実証支援事業 | 最大150万円/戸 |
省エネ改修工事に対する補助金 |
※詳細は補助金名称をクリックください。
<壁・床下・天井の断熱工事の場合>
補助金名称 | 補助金上限額 |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 最大120万円/戸 |
次世代省エネ建材の実証支援事業 | 最大200万円/戸 |
※詳細は補助金名称をクリックください。
各種補助事業は予算上限に達した場合は、期間の途中でも補助事業は打ち切りとなります。
補助事業を利用した断熱リフォームをお考えのお客様は、お早めにお問合せください。
いかがでしたか。
健康と断熱はとっても関係が深いこと、少しだけでも分っていただけましたでしょうか。
我が家を修繕するってとっても大変だし思い切りのいる事だと思います。
だけど、我慢しながら住んでいく事の負担も大きい。そんな負担を、少しでも軽減したいと想い考えたのがこの「居ながらゾーン断熱」です。
私の実家の母もそうですが、思い出の詰まった家を壊す事、ご先祖の守ってきた家を手放す事はなかなか難しい事ですよね。
それでも健康に快適に暮らしたい。そんな時、リフォームのひとつの方法として選択肢に加えて頂けたら嬉しく思います。