必要になるのは何年目？築年数別おすすめリフォームと費用相場＜戸建て編＞
こんにちは、近鉄のリフォーム「ニューイング」です。
「子どもが独立して部屋を使わなくなった」「水回りや外壁などの劣化が気になる」など、ライフスタイルの変化や経年によってご自宅のリフォームを検討する方も多いのではないでしょうか。
今回は「住んでどのくらいでリフォームを考えるべき？」「費用はいくら？」といった戸建て住宅のリフォームに関する疑問を持っている方のために、築年数別のおすすめリフォームと費用相場を紹介します。
10～20年：外装塗装・壁紙貼り替え
戸建て住宅で最初のリフォームとしておすすめなのが、外装塗装と壁紙貼り替えです。
特に、大切な住まいを守る外壁や屋根といった外装は、10～15年のサイクルでリフォームやメンテナンスを行うことで長持ちします。
内装の壁紙のリフォームは、剥がれや黄ばみなどが出てきた箇所を貼り替える目的のほか、お部屋の雰囲気を変えたいときにもおすすめです。
外壁や屋根塗装のリフォーム相場は100～150万円、内装の壁紙張り替えの相場は、6畳1部屋あたり6～10万円です。
30年：水廻りの交換・フローリングの張り替え
築30年を迎えた戸建て住宅は、キッチンや浴室、洗面台、トイレなどの水廻りの設備の交換やフローリングの張り替えリフォームを検討するのにちょうど良い時期と言えます。
水廻りの設備は長年使用すると劣化により、水漏れや詰まりなどが発生するリスクが高くなります。
最新の水廻り設備に交換することでトラブルが防げるだけでなく、使い勝手が良くなるメリットもあります。
またこの時期には、フローリングのきしみやたわみ、傷や変色、歩き心地の悪さが気になるケースも増えてきます。
張り替えをすれば、室内の状態を快適に保てるでしょう。
なお、張り替えの費用が気になる方は、フローリングを重ね張りするカバー工法による施工もできます。
水廻り設備の交換リフォームの相場は、キッチン交換が100～200万円、ユニットバス交換が100～150万円、洗面化粧台交換が20～30万円、トイレ交換が20～30万円です。
フローリング張り替えリフォームの相場は、6畳1部屋で30万円～、カバー工法の場合は6畳1部屋で15万円～となっています。
40年：外装張り・水道管の交換
築40年が経過すると、外壁や屋根の材料によっては経年劣化が進み雨漏りなどのリスクが高まります。
機能性を維持するために、外壁のサイディング張り（モルタル下地場合）、屋根葺き替えリフォームを検討しましょう。
この時期には床下の給水管や水道管も寿命を迎えるため、交換を検討する必要があります。
外装のサイディング張りの相場は、300～400万円、屋根葺き替えが500万円～です。
水道管入れ替えリフォーム（※）の相場は20～30万円となっています。
※配管ルートにより内部配管は取り替えできない場合がございます。
50年：耐震補強・全体的なリフォームまたは建て替え
築50年を経過した住まいは、今後も長く住むことを考えて、耐震補強や基礎の補修が必要となる場合があります。
また、ライフスタイルの変化に伴う全体的なリフォームや建て替えを行うのもおすすめです。
床や天井、壁などを取り払い、躯体のみの状態にして間取りから作り直す「スケルトンリフォーム」を検討しても良いでしょう。
耐震改修の相場は150～300万円、全体的なリフォームの相場は1,000～1,500万円となっています。
近鉄のリフォーム「ニューイング」は、戸建て住宅のリフォーム実績も豊富にございます。
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