老朽化が気になる一戸建て住宅はスケルトンリフォームを検討しませんか？メリットを解説

2023/12/07(木) すべて｜リフォームのお役立ち情報｜リフォーム成功のQ＆A

こんにちは、近鉄のリフォーム「ニューイング」です。

長年住み続けていると、老朽化やライフスタイルの変化で住まいに不便を感じることも。
そこで検討したいのが、建物の骨格である柱・梁・床を残し内装や設備を解体して行う、大掛かりな「スケルトンリフォーム」です。

スケルトンリフォーム

今回は、建て替えせずに暮らしやすいお住まいへ生まれ変わらせることができる「スケルトンリフォーム」について紹介します。

●スケルトンリフォームとは

スケルトンリフォームとは、内装や設備を全て解体して行う大掛かりなリフォームを指すもので、お住まいを「骨格（躯体）」だけの状態にして行うリフォームです。
この方法を用いることで、骨格以外のすべてをまるごと変更できるため、新築と同等のリフォームが可能となるのです。

スケルトンリフォーム

間取りの変更はもちろん、断熱改修や耐震改修のように建ててしまうと目に見えなくなる部分の改善や施工ができ、建物の機能を大幅に向上できるのが特長。
しかも、建て替えするよりもコストを抑えられるのが大きな魅力です。

●過去の建築基準法をそのまま使える

スケルトンリフォームの大きなメリットとなるのが現行の建築基準法に対応しなくても良い点です。
築年数が経った戸建て住宅の場合、現行の建築基準法では不可能な建て方をしているものもあります。

もし建て替えとなると、現行の建築基準法に合わせなければ建築許可が下りないため、既存の住宅よりも面積が小さくなる可能性があります。

スケルトンリフォームは建て替えではなく骨組みを残して行うため、既存の建物面積のままリフォームできます。
面積を変えずに建物をリニューアルできるのがスケルトンリフォームのメリットです。

●スケルトンリフォームの注意点

スケルトンリフォーム

スケルトンリフォームは、壁や床、内装、設備を解体し骨組みの状態にしてしまうからこそ、建物内部のさまざまな不具合が確認できるようになります。
解体前には気づかなかったカビやシロアリによる住宅被害、腐食といった欠陥箇所が見つかった場合は修繕が必要になります。

そのため、予定していた以上にコストがかかってしまうこともあるので注意しましょう。

また、スケルトンリフォームは、既存の建物の構造上の問題点や課題を考慮して、間取りや耐震補強を考えていく必要があります。
「柱や壁を取っても大丈夫か」など、総合的な判断が必要となるため、知識や技術力はもちろん、スケルトンリフォームを数多く手掛けている実績豊富なリフォーム会社に依頼することが重要なポイントになります。

スケルトンリフォーム