工事スケジュール
近鉄の注文住宅は、ひとつひとつの構造材や部材を現場で組み立てる木造軸組工法。 |
地盤調査・地鎮祭
建物の適切な基礎計画のために、まず、地盤調査を実施。近鉄不動産では、地盤の長期許容応力度の算出や盛土・埋め戻し土の状況などの確認。さらにスウェーデン式サウンディング試験を行ない、地盤調査報告書を作成します。 施主様のご希望により着工の前には地鎮祭を行ないます。その土地の神(氏神)を鎮め、完成までの無事故とお住まいになる家族の繁栄を祈願して貰う儀式です。近隣の方への工事着工のお知らせ、また粗品などは近鉄不動産が手配いたします。 |
地盤調査
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基礎工事
基礎部全面に、引っ張り力に強い鉄筋を網の目状に組み、その上から圧縮力に優れたコンクリートを流し込む鉄筋コンクリート造ベタ基礎を採用。建物を面全体でしっかり支え、直接地盤に伝えます。
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鉄筋の施工 |
基礎全景 |
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ここでCheck! 配筋検査・基礎工事完了検査配筋完了後、設備配管口も含め厳密な検査を実施します。基礎工事完了後には、基礎天端のレベル、芯墨の対角寸法、また境界より建物芯までの寸法やアンカーボルトの配置等が設計図面と相違ないかを検査します。 |
配筋検査 |
基礎工事完了検査 |
躯体工事
土台は、腐れや害虫に強い桧材を使用。さらに、気密シートと接する面に、安全性の高い防腐・防蟻剤を塗布した後、プレカットにて正確に加工された土台を基礎部に固定。アンカーボルトで強固に緊結します。 クレーンで吊り上げた構造材を、熟練した専門作業員が、寸分狂わずスムーズに確実に組み立てて行きます。柱・棟・梁などの基本構造が完成すれば、施主様のご希望により建物が無事であるよう願い上棟式をとり行います。 |
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屋根工事
外断熱工法エアーウッドの場合、屋根下地の上から断熱材を全面に張り付けていきます。断熱材の上に打ち付けた野地合板の上に防水シートを全面に敷きつめ、徹底した防水・防湿対策を施します。屋根断熱工事後、屋根葺き工事を行います。 |
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耐震構造工事
壁面に構造用面材を打ち付けます。外力に対抗する耐力壁を構成して強度を高めます。また、内部の壁にも、筋交いや構造用面材を使用した耐力壁を設け、壁量バランスを高めます。
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ここでCheck! 構造検査・構造用金物検査一邸ごとに壁量計算し、最適な構造バランスをチェック。柱や梁、構造材の施工や寸法などの検査はもとより、構造用金物の全てのボルトを1本づつ増し締めし、正確に施工しているかを厳重にチェックします。 |
構造バランスチェック |
外壁・基礎断熱工事
断熱材は建物の形状に合わせて現場でカッティング。外壁に連続して張り付けることで、断熱材のすき間をつくりません。基礎部は、床材に防腐・防蟻剤を塗布した後、屋内側の基礎外周の立ち上げ部、および床ベース部に折り返して断熱材を施工します。
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ここでCheck! 気密測定検査各開口部にサッシを取付け、すべての断熱工事が完了した後、建物の気密性能を当社の気密測定技能者が測定します。建物の気密性能は冷暖房を考えた場合、できるだけ小さい数値が望まれます。すき間の大きい住宅は暖湿気が室内に侵入してクーラーの効きが悪くなるばかりか、逆転結露の心配があります。また、計画的に24時間換気を設計する場合は、すき間の小さい住宅が適しています。「エアーウッド」のすき間は、床面積1㎡に対して1㎠以下のすき間を施工基準としています。 |
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造作・仕上げ工事
左官工事の完了後、養生期間をおいて外壁を塗装、もしくはサイディング貼り。内壁のクロスやクロス接着剤は、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ないF☆☆☆☆等級の材料を使用しています。
ここでCheck! 造作検査施主様と打ち合わせした内容と相違ないか、天井、壁下地状況、また仕上げ造作部材に問題はないかなど、最終仕上げ工程に入る前の検査を行います。 |
外壁塗装 クロス貼り |
完成・引き渡し
建物のすべての工事が完了したのち、設備機器の設置やインテリア工事などを経て、住まいが完成。工事完了とともに工事監理者・設計士・営業担当者など担当スタッフが図面・仕様書に基づき、入念に最終チェックを行います。同時に、行政庁の完了検査が行われ、施主様立会いのもと内覧会を行い、お引き渡しとなります。 |