大切なペットと暮らすリフォーム
<目次>
■においを吸収する内装材
■汚れ、傷防止のためのクロス・腰壁
■ペットが自由に動き回るための工夫
■ペットが歩いても気にならない床
■リフォームされた感想
最近は、室内で猫や犬をはじめ、様々なペットを飼われる方が増えてきています。
家族の大切な一員である「ペット」と人が快適に過ごすために住まいを見直してみませんか。
近鉄不動産では、人にも、ペットにも暮らしやすい住まいを提案しています。
大切なペットに優しい家は、人にも優しい家になります。
少しのペットへの配慮が、ご自身やご家族にも生活しやすい環境を創ることに繋がっていきます。
においを吸収する内装材
猫や犬などペットを室内で飼われる場合、においが気になることもあります。
そのような場合は、壁などを消臭効果のあるものに変更することで、改善できる場合があります。
お部屋の壁を、消臭効果のある壁に変更することで室内の清潔な空気環境を生み出し、維持していく効果が期待できます。ペットの排便のにおいや普段の生活臭など、気になるにおいを吸収し、空気をさわやかに保つことで、人にもペットにも優しい住環境を形成することができます。 | |
○珪藻土 |
珪藻土とは、植物性プランクトンの化石です。とても小さな穴を多く持ち、その穴の機能によって自らが吸放湿を半永久的に行います。この機能によって、結露防止や保温効果、断熱効果などが期待できます。 |
汚れ、傷防止のためのクロス・腰壁
傷や汚れに強い腰壁を設置することで、汚れが付きにくくなり、爪での引っかき傷も付きづらくなります。 また、お部屋のアクセントにもなり高級感のある空間を創ることもできます。猫や犬などペットが普段家の中を動き回ることで、壁紙が汚れてしまったり、爪での引っかき傷が付いてしまうことがあります。 中には特定の場所に体をこすりつけたり、壁で爪を研ぐ習性を持つ場合もあるので、そのような場合には汚れや傷がどうしても目立ってしまいます。
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また、「表面強化クロス」を使うことでも、汚れや傷が付きにくくなります。「表面強化クロス」は、特殊な加工をすることで、一般的なビニールクロスに比べ引っかき傷への耐久性が強くなっています。腰壁よりも比較的安く施工でき、お部屋の雰囲気は変えたくないという方にオススメです。 |
ペットが自由に動き回るための工夫
小さなペット用のドアを設置することで、猫や犬などペットがお部屋を自由に動き回れ、快適に室内で生活することができます。 ドアを設ける際の注意点として、どの範囲でペットと生活していくかを考える必要があります。住まい全体をペットの行動範囲とすると、見える場所に物を置いて、いたずらされないように収納を大きめに取る必要が出てきますし、リビングの一部に限定しても、コンセントを噛まないように位置に気を使う必要があります。 また、ペット用の部屋を人の出入りの多いリビングの一角に設けることで、ペットに安心感を与えることができると言われています。囲われた空間となるのでペット自信も安心して過ごすことができ、ペット用のスペースの上部にペット用品の収納場所を設ければ、すっきりとペット用品を管理することができます。 |
ペットが歩いても気にならない床
猫や犬などペットが歩きまわることで床が傷ついてしまったり、ペットが床で滑ったりしてしまう場合があります。滑る床の上でペットが体を支えるためには、股関節や脚に大きな負担がかかります。 その結果、最近室内犬で増えている股関節の病気や脱臼などの怪我に繋がるケースがあります。また、滑りにくい床にしておくことは、ペットのためだけでなく、お子さまやお年寄りの方にも安全な床になります。フローリング床をリフォームする場合は、滑り具合をよくチェックしましょう。 |
○リフォームされたK様の感想
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犬2匹と一緒に暮らす生活。 |
水に強いとされているフローリングでもアンモニアには弱いことが多く、キレイに拭きとったつもりでもすぐに黒ずんでしまうこともあり、気が抜けません。
ペットと快適に暮らす家にリフォームするためには、ある程度の強度がある床材を選ぶ必要があります。
また、多くの犬には換毛期とよばれる毛が抜ける時期がありますので、丈夫なだけでなく掃除がしやすい床材を選んでリフォームすることが大切です。
<ペット用フローリングの種類> |
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また、ペット用の無垢フローリングもあり、ペット用の建材を使用しても自然の味わいのある空間を創り出すことができるようになっています。