繰上返済について
ローンを借り入れた後、繰り上げ返済をお考えの方は多いと思います。繰上返済には、残高の全てを返済する「全額繰上返済(完済)」と、残高の一部を返済する「一部繰上返済」があります。「一部繰上返済」には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つの方法があります。繰上返済をする際には、最低金額が決まっている場合や手数料が必要な場合もありますのでご注意ください。また、手元の資金を全て繰上返済に回すのではなく、毎月の生活費の6カ月程度は手元に残しておくなど、余裕のある資金計画が大切です。
期間短縮型
期間短縮型とは、繰上返済した金額を全て元金に当て、返済期間を短くする方法です。返済開始当初は、毎回返済額のうち利息の占める割合が大きいので、繰上返済が早ければ早いほど、利息の軽減額が大きくなり、効果が大きくなります。
【メリット】
- 返済期間が短くなる分、その期間の利息の支払いが不要となる。
- 元利均等返済においては、返済開始当初は利息の支払いが多いため、早い時期に繰上返済をすれば、より効果は大きくなる。
- 金利の高いもの、返済期間が長いほど、効果は大きい。
返済額軽減型
返済額軽減型とは、原則として返済期間はそのままで、毎月の返済額を減らす方法です。返済開始当初は、毎回返済額のうち利息の占める割合が大きいので、繰上返済が早ければ早いほど、利息の軽減額が大きくなります。効果がより大きいのは「期間短縮型」です。
【メリット】
- 利息負担の軽減効果は、期間短縮型のほうが大きいが、一時的に返済金額を抑えたい場合に、効果的な方法です。
例)教育費等家計の支出が増加した場合、家計の収入が減少した場合、金利が上昇し返済金額が上がった場合
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